ある一歩

ある一歩が踏み出せないでいる
そんなときに示された道しるべ
「その先の幸せに意識を向ければよいんだよ」
「日本の外に出られるかどうかのためらいと同じだね」
「自分はどうしたい?」
踏み出せないのは
踏み出した後にあると
自分が想定する、もとい
自分が作り出す 不安や恐れ
かつて日本の外に出たことで
どれだけのことを得たのか
どれだけの出会いがあったのか
どれだけ今の実りにつながったのか
振り返ればわかる
何をしたってリスクがあるのなら
この一歩を踏み出して決めたっていいではないか
そもそもそんな気概があったではないか
この生は一度きりだ
踏み出したいんだもの
ゆっくりでも進みながら考えようか