夢の楼閣のありか

もやもや、もやもや。。。

過去2年近くの自分が頻繁に抱いた心境です。

 

とにかくはっきりしないのです。

あれ、霧が晴れたかな、と思うとまた

靄がかってくるわけです。

近くのものしか識別できない濃いものが「霧・きり」、
遠くまで識別できる薄いものが「靄・もや」だとか。

 

はっきり しなければ すっきりもせず

でも進みたいという衝動は込み上げるものだから

見えないけれど動いてみる

 

ところが思うようにいかず

もやもや、もやもや。。。

 

「何か」を求めてあがく五里霧中の自分は

「見事な高楼が鳴り物入りで目の前に現れる」と

期待して2年を過ごしたのでしょう。

 

そうしてふと、ようやく、

腑に落ちたのです。

 

振り返ったとき

辿った路にしか

その姿は浮かびあがらないのだと。

 

これからの道のりでは

霧に包まれ

夢の楼閣を思い描きながら

ひたすらに歩き続けるだけなのだと。

今年はそれはそれは多くの学びや

たくさんの人とのご縁という

得難い宝ものを与えられただけでなく

そこから生まれた

そんな気づきもありました。

 

もやもや は前を見て歩む証。

もやもや は生きている証。

 

2021年はあなたにとってどんないちねんでしたか?

 

 

<往来の難しい時節ではありますが、
欧州生活を希望される方やご興味のある方、
訪ねていらっしゃる方、在欧30年になる私で
お役に立てることがあれば、お知らせください>

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白乃ちえこ
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