心友の誕生日に

お誕生日おめでとう。
あれから何年経ったでしょうか。
あなたは今どんなふうに変わったでしょうね。
目じりのしわが目立ったり
髪に白いものが混じり始めた頃でしょうか。
先日はフェイスブックで「知り合いかも?」と
懐かしいあなたの笑顔が突然現れたものだから
一瞬で心臓からすべての血液が流れ出たかと思いました。
身体の条件反射ですね。
私はもう大丈夫です。
幸せでいてくれることを心から願っています。
私は今日ひとつ小さな挑戦をしました。
クラブハウスで散歩中にひとり語り。
朝露に清められた冷涼な空気を体いっぱいに取り込んで
愛犬がはしゃぐ様子を微笑ましく眺め
間もなく訪れる春の準備に忙しい鳥たちのさえずりを聴きながら。
途中で大切なともだちが訪ねてくれて、
じんわり温かい想いと言葉の贈り物を頂くうちに
大いなるものに導かれているような気がしました。
あなたなら大げさだと笑い飛ばしそうですね。
記念すべき誕生日のこのささやかな悦びは
あの頃から綿綿と連なる時を経て
ここに佇む自分が
作り出せたものです。
改めて、どうもありがとう。
どうぞお元気で。