上質 ゆかしい 暮らし
むべなるかな
優しかった義父母へ
静かな深い問いに動けなくなりました
ひとり日本を発ったあの頃の自分に伝えたいこと
あのときのケーキの甘味と断れなかった苦味
空高く舞う鳥に伝えたいこと
幼い頃に垣間見た江戸の粋
笑みを浮かべて旅発った友人に
ゆうちゃんは友達が失われていく時代をどんな風に見つめているだろう
おじさんの最期の舞台だった